みんなで、居酒屋に行ったとしよう。

そこで、鶏のから揚げを頼んだしましょう。

運ばれてきた皿の上にはレモンが添えられていた。

そんな時、よく”気のつく”女の子が、レモンの汁が周りの人たちに飛んでいかないように、

手を添えて、レモンを絞る姿をよく見かける。

大体、当事者の女の子は、自分自身の行動に酔いしれて得意満面。

”どう？私って、よく気がつくでしょ？”

おもいっきり、ドヤ顔！

　違うよ！　君は何も気を使っていない！


（１）そこにいるすべての人が、レモンをかけてほしいと想っているわけではない可能性を
　　　君は考えたか？
　　　すっぱいレモンは好き嫌いがあるんだよ。
　　　レモンを絞る前に、まずレモンを絞っていいか？を聞けよ！

（２）君が添えた手についたレモンのしずくは、そのまま君の手垢をつけて、
　　　ふたたびから揚げにかかってないか？
　　　私は、他人の手垢のついたから揚げなど食べたいと思わない。
　　　世の中には、好きでもない人間の作ったおにぎりを食べることができない人間もいるんだよ。

（３）から揚げの脂っぽさがいやなら、から揚げを無理して食べなくてもいいじゃない？
　　　もっとさっぱりしたものを食べろよ！
　　　からっとした衣を湿らせるなよ。
　　　湿った衣が嫌いな人間もいるんだよ！


あとね、

レストランで、口元に手をかざして、爪楊枝を隠しながら使うおばさんも、
勘違いするなよ。
それは、気を使っているわけでも、マナーでもない。

　　　人前で爪楊枝を使うなよ！
　　　どう隠したって、きたねえよ！
　　　手で隠しながら、鼻くそほじるな！と同じだ。
　　　爪楊枝使いたいなら、トイレにたてよ！